2021.05.10 BLOG ちょっとアートなコラムVol.2 KUMA’S FACTORYアートディレクター 小野祐真です。 「ちょっとアートなコラム」と、題しまして経験談や気付きなどなど紹介していくこのコーナー。Vol.1は「子どもの創作意欲を高める制作環境と促し方」について、私たちたちなりの視点と経験で書かせて頂きました。 そんな「ちょっとアートなコラムVol.2」は「アートの力」です。 今回は、私自身の体験談をもとに書いてみたいと思います。 当時4歳だった息子が骨折した時のこと。痛みで眠れず涙ポロポロ流す息子に私が出来た事は、慰め励ますことだけ。そんな時、妻は一本のペンで足に巻かれたギブスに絵を描き、息子の涙を止めてみせました。 たった一本のペンで父親としての私の何かはへし折られ笑、息子には笑顔が生まれ、ママパワーの凄さ、絵の持つ力などなど見直しました。 描くことに苦手な意識を持つ保育者の方はとても多いです。そんな私も苦手な意識を持つ一人ですが、子どもと向き合う時に大切なのは”絵心より真心”だと今では思い、下手でも積極的に楽しむことを子どもとは実践してます。 「下手〜」「なにこれ〜」とか色々と突っ込まれますが、言葉も特別な道具も必要とせずに木の棒ひとつ、指一本でも、子どもを笑顔にすることはできるとすら思っているくらいです。そんな思いも実体験もあり、私たちのワークショップは、上手く描けるようになることより、テーブルマジックのようにこれ覚えておくと場が盛り上がる!みたいなコツとネタの実践テクニックやノウハウが中心です。 最後、宣伝みたいなカタチになりましたが、たかがお絵かき、されどお絵かき!是非、想像膨らむ楽しい時間を子どもたちと過ごしてもらいたいなと思ってます。 ではまた、Vol.3で!ありがとうございました〜 Share 前へ 一覧へ戻る 次へ