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2022.12.01 BLOG

現代童画展を振り返る

第48回現代童画展

東京都美術館で開催の現代童画展にてKUMA’S FACTORYの童画家である小野孝一特別展示「こどもたちを育む環境アート」をKUMA’S FACTORYがプロデュースさせて頂きました。

テーマは「こどもたちの豊かな視点と想像を育む」

だからこそ体感型のアートを通じて”触れる作品”や”入れる作品”などこどもたちをメインにアートを楽しむ展示を心がけて展示室を装飾しました。

作品名「石ころ並べて何つくる!?」

道に転がる石ころも色を塗り並べるコトで色とりどりのお花になる。

そんな見立て造形の発想を実際に体感してもらう作品。

こどもから大人まで色々な形を作ってくれました。

東京都美術館ではこのような光景は今までにないとのこと。

このようなひとつの大きなお花にしてくれた子も。

小さなお花がたくさんも可愛いし、大きな一輪のお花という発想も素晴らしいですね!

作品名は「花火」とも言ってました!

 

道に転がる身近な木の実も花になる!?

作品名「Bloom〜想像を育む種〜」

今時期であればクリスマスリース作りの素材にもなる松ぼっくりですが、少しの視点と発想でこのような色とりどりのお花にも生まれ変わることができます。このような作品にすることでモノづくりがコトづくりに発展することができるのではないでしょうか?

一輪一輪さして作ってます。

東京都美術館には土などは持ち込めないので地面も手作りです。

感染予防を徹底してギャラリートークも開催が叶い当日は1500人の方にご清聴

頂きました!

この展示会を通じて私たちなりにお話ししたのは、こどもたちとの製作は「上手くつくるより楽しむことを大切に」という点です。製作の時間はこどもたちの”やってみよう”気持ちをつくる時間と捉えることで、必要以上に上手くつくることや、綺麗に飾ることに捉われず、こどもたちとの楽しい関わり合いが創出できると私たちは考えてます。

STEMからSTEAMへと教育改革も進む中、豊かな創造力は社会で生きていく力としても重要と考えられています。だからこそ、つくること、考えること、表現することを苦手とならないような環境づくりは心がけていきたいところではないでしょうか?

KUMA’S FACTORYはこれからも保育者さまの引き出しを増やすアートセミナーやこどおたちの遊びや発想の引き出しを増やすワークショップなどの機会を創出していきたいと改めて強く思い確信した貴重な機会と経験になりました。

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