MEMBER
一人ひとりの手法と個性を生かしながらチームワークで課題解決を目指します。
代表取締役/プロデューサー
YUMA ONO
私の幼少期には、特別な道具がなくても、身近なものを工夫して楽しむ「見立て遊び」が日常に溢れていました。園庭での大きな絵描き遊び、松ぼっくりが花やツリーに見えた瞬間、空を見上げて雲に物語を描いた日々――今でも鮮やかに思い出します。
なかでも心に残っているのは、いつもそばにいて、一緒に遊び、驚き、笑ってくれた先生の存在です。先生から教わったのは、身近な環境の中にこそ豊かな発見があるということでした。この経験が、今のKUMA’S FACTORYのクリエイティブの原点となっています。
私たちは、こどもたちが自由に想像力を広げ、創造性を育む体験を提供したいと考えています。『ミタテル®︎』は、そうした遊び心と創造力を支えるためのアプローチの一つであり、子どもたちが「ワクワク」しながら成長できる空間づくりを目指しています。
「こどもたちの日常が宝探しの冒険のようなワクワクする毎日になりますように。豊かな想像力を持って命あるモノと関わり合う大人へと成長してくれますように。」
こうした願いを胸に、私たちはこどもたちの「笑顔」を想像し、創造し続けています。
2004年に株式会社KUMA’S FACTORY(旧:イラスト&デザイン制作事務所STUDIO・KUMA)に参画し、デザイナーとして企画およびグラフィックデザインを中心に15年間従事しました。その後、アートディレクターとして、児童教材書籍のディレクション、保育製作の企画立案、保育園・幼稚園・こども園を主な対象としたアートプランニングに携わり、保育と子どもの学び・あそび・育みに関するさまざまな案件に取り組んでいます。
また、「競争」より「共創」を合言葉に、アートやデザイン分野にとどまらず、建築、障がい福祉、音楽、食など、多岐にわたる異業種との共同プロジェクトを積極的に推進しています。2011年3月31日、前代表の小野孝一(創業者であり父)と共に株式会社KUMA’S FACTORYを法人化し、プロデューサーに就任しました。
さらに、子どもたちの視点を育むアートプログラム「ミタテル®︎」を考案しました。これは、見立て遊びとアートを融合させた独自のメソッドで、子どもたちの想像力を育む新しいアプローチです。
多彩な仲間と共に新たな創造性と知恵を基に、保育者向けの各種研修、保育環境のデザイン、ブランディングサポートなど、広範なサービスを提供しています。そして、2022年に代表取締役に就任し、現在に至ります。
さらに、2024年8月2日には「東京保健医療専門職大学」との産学連携を締結し、保育や医療の分野において新たな価値の創造を目指すプロジェクトを推進しています。
プレスリリース記事も是非ご覧ください→記事はこちらをクリック
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